ある夏の夜のこと。
今宵は満月。
紅魔館と呼ばれるその屋敷の上空には、煌煌とあかい、とてもあかい満月がぽっかりと浮かんでいた。
「何か面白いことでも起きそうね？」
―――同時刻、紅魔館内廊下
「ちょっとチルノ！狭いんだからあんま動かないでよ！」
「うっさいな！リグルだって幅取ってるじゃないのさ！」
「チルノちゃ〜ん…へんなトコさわらないで〜…」
「っていうか…この侵入方法はどうなのよ…」
「せーまーいーのーかー…」
チーム・バカレンジャイは肝試しと称して、この紅い館に潜入していた。
これから自分達に起こる災難の存在も知らずに…。
強大な敵、レミリア・スカーレットを前に、チルノ達は生き延びることができるのか？
小さな力ながらも果敢に向かってくるチルノ達に、レミリアは？
最後に彼女らがとった行動とは？
レミリア VS バカレンジャイ中心 バトル本
『紅い月夜のお遊戯会』
2008.8/16 コミックマーケット74にて頒布
44P/B5/予価\500
実はギャグバトル漫画だっていうのはお兄さんとのないしょな！
約束だぞ！
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